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交通事故 神戸 弁護士 栄町法律事務所

腰椎圧迫骨折とは


腰椎圧迫骨折(ようついあっぱくこっせつ)とは

 腰椎圧迫骨折とは、腰の背骨である腰椎が、縦方向の圧力によって押し潰されるように骨折する状態を指します。骨粗しょう症によって骨がもろくなり、尻もちといった軽微な衝撃でも骨折してしまうことがありますが、若い人でも交通事故などにより強い外力が加わることで発症することがあります。通常の圧迫骨折では、椎体の前方部分が潰れるように骨折し、後方まで骨片が飛び出すことは少ないのが特徴です。一方で、椎体全体に強い圧力が加わって粉砕されるように骨折し、後方の骨片が脊髄の通り道である脊柱管内に突出するような重度の骨折は、腰椎破裂骨折と呼ばれます。このような場合は、脊髄を損傷するリスクが高く、重篤な神経障害を伴うことがあります。