ちゅうそくこつこっせつ
中足骨骨折とは、足の甲に5本ある中足骨のいずれかが折れる骨折です。骨折の程度により、軽度のものはギプスなどでの保存療法、重度のものは手術が行われます。中足骨骨折後は、慢性的な痛みや骨の変形、関節の可動域制限といった後遺障害が残ることもあります。
実例 後遺障害等級認定 9級15号
中足骨開放骨折により、第1指~第5指の中足指関節(MTP)の機能障害が残存し、「1足の足指の全部の用を廃したもの」として、自賠責保険の後遺障害等級9級15号の認定を得た事例。当初作成された診断書における機能障害の記載内容と画像資料との整合性に疑問を感じたため、主治医に確認を行ない、診断書の訂正を依頼した結果、妥当な認定を得られました。