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交通事故 神戸 弁護士 栄町法律事務所

舟状骨骨折とは


舟状骨骨折(しゅうじょうこつこっせつ)とは

 舟状骨骨折とは、手首にある8つの手根骨のひとつで、親指の付け根(いわゆる「解剖学的嗅ぎタバコ入れ」)に位置する舟状骨という小さな骨が折れる外傷のことを指します。この骨折は、交通事故などで転倒し、手のひらを地面についた際(手関節の背屈位)に強い力が加わることで生じることが多いです。舟状骨は血流が乏しく、骨癒合が得られにくいため、偽関節となることもあります。また、事故以前に気づかないうちに骨折していたケースもあり、新鮮骨折か陳旧骨折かが争点となることもあります。