せきずいくうどうしょう
脊髄空洞症とは、脊髄の中に液体で満たされた空洞が形成され、その空洞が次第に拡大して脊髄を圧迫・障害することにより、さまざまな脊髄症状を生じる疾患です。この疾患では、空洞が脊髄の中心部から拡大するため、初期には温痛覚のみが低下し、触覚や深部感覚は比較的保たれるという「解離性感覚障害」を呈することが大きな特徴です。小脳の一部(小脳扁桃)が脊柱管内へ下垂するキアリ奇形が原因となることが多いとされていますが、まれに交通事故などによる脊髄外傷の後に発症することもあります。
<文責:栄町法律事務所 弁護士 中島賢二郎>