ジャパンコーマスケール
意識障害の重症度を表現する方式の一つです。三桁の数字「300、200、100」、二桁の数字「30、20、10」、一桁の数字「3、2、1」と、意識が清明であることを表す「0」の10段階で評価します。数字が大きいほど意識障害が重いという意味になります。例えば二桁の数字は刺激すると覚醒する状態を意味し、そのうち「10」であれば「普通の呼びかけでも開眼する」、「20」なら「大声または身体を揺さぶれば開眼する」といった状態です。三桁の数字になると刺激を与えても開眼しない状態となります。そのうち「200」であれば「痛み刺激を与えると少し手足を動かしたり顔をしかめる」、「300」なら「痛み刺激に反応を示さない」という状態です。