あくりょくけんさ
握力検査は、握力計を握って、手で握る力を数値として測定する検査です。「握力測定」ともいいます。左右の手を測り、上肢の機能や、その後の変化を確認するために用いられます。特定の筋肉を個別に評価する徒手筋力検査(MMT)とは区別されます。
交通事故による手・手首の骨折や軟部組織の損傷では、痛みや手関節の機能低下に伴って握力が低下することがあります。また、上肢の神経障害では、手のしびれや筋力低下を伴う場合があります。ただし、握力が低いという結果だけで、骨折、神経根障害、脊髄損傷などの傷病や損傷部位を特定することはできません。症状と診察所見を合わせ、必要に応じて画像検査などで確認します。
<文責:弁護士 中島賢二郎>