本文へスキップ

SLRテストとは

SLRテストとは

えすえるあーるてすと

 SLR(Straight Leg Raising test)とは、坐骨神経を伸張させる徒手検査で、主に腰椎椎間板ヘルニアの診断に用いられます。仰向けの患者の下肢を、膝を伸ばしたまま挙上し、神経が牽引されて生じる放散痛の有無を確認します。陽性所見が認められた場合は、L4/5またはL5/S1の椎間板ヘルニアが示唆されます。

認定実務上の位置づけ
 神経根障害をスクリーニングする目的で行われますが、確定的な診断を下せるほどの信頼性はないとされています。