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交通事故 神戸 弁護士 栄町法律事務所

腕神経叢損傷とは


腕神経叢損傷(わんしんけいそうそんしょう)とは

 腕神経叢損傷とは、頚髄の第5・6・7・8頚神経根および第1胸神経根からなり、網の目のように絡み合って構成されている、肩甲部および上肢の運動機能および感覚機能をつかさどる神経の束「腕神経叢」が、オートバイによる交通事故に伴う頚部および上肢の過伸展などの外傷によって損傷を受けた状態を指します。診断にあたっては、神経学的所見の確認のほか、筋電図検査による神経伝導速度の評価や、MRIによる神経根の引き抜きの有無の確認などが行われます。